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【第四銀行】両翼を広げた鷲のように|ご当地銀行の合従連衡史

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「高田まちかど交流館」として開放されている旧百三十九銀行本店(旧第四銀行高田支店)

合併時代を生き抜く

沿革のなかで特筆すべきは、新潟銀行時代に中条共立銀行を買収して以後、大正から昭和初期の約20年間強、銀行の大合併時代を積極果敢に生き抜いてきたことだ。第四銀行は下表のとおり、広い県内のそこかしこに点在する中小銀行を、まるで新潟市を頭にして両翼を広げる鷲のように、まさに鷲づかみのM&Aを重ね、版図を広げていった。

 大正から昭和初期、約20年強の第四銀行大合併時代


銀行名

M&A手法
1 沼垂銀行 1920 合併
2 鍵三銀行 1920 合併
3 小須戸貯蓄銀行 1921 合併
4 新発田銀行 1921 合併
5 燕銀行 1922 合併
6 与板銀行 1924 合併
7 佐渡銀行 1925 合併
8 三条信用銀行 1927 合併
9 西吉田銀行 1929 合併
10 加茂銀行 1929 合併
11 巻銀行 1929 合併
12 和納銀行 1929 合併
13 塩沢銀行 1930 合併
14 村松銀行 1930 合併
15 小千谷銀行 1930 合併
16 広瀬銀行 1931 合併
17 今町銀行 1932 合併
18 白根銀行 1936 合併
19 村上銀行 1938 合併
20 柏崎銀行 1943 買収
21 百三十九銀行 1943 買収
22 安塚銀行 1943 買収
23 新潟銀行 1943 合併
24 能生銀行 1943 合併
25 新潟興業貯蓄銀行 1944 合併
26 新潟貯蓄銀行 1944 合併

※全国銀行協会「銀行変遷史データベース」をもとに作成

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