上場企業がかかわる海外M&Aが最多圏で推移中だ。2025年上期(1~6月)の件数は前年比2件増の121件(適時開示ベース)と微増ながらも、水準そのものは高く、上期として2年連続で100件を突破した。米国相手が38件と最も多いが、件数は前年(36件)とさほど変わらず、今のところ、「トランプ関税」の影響は特段見られない。
上場企業に義務付けられた適時開示情報をもとにM&A Onlineが集計したところ、国内、海外を合わせた上期のM&A総件数は前年比53件増の660件だった...
2024年7~9月(第3四半期)のM&A件数(適時開示ベース)は282件と前年を36件上回り、2022年4~6月期から10四半期連続で前年比プラスとなった。