2024年上期の上場企業による子会社・事業の売却件数(適時開示ベース)は前年同期より22件多い162件で、2年連続で増加したことが分かった。M&A Onlineが集計した。
2015年以降の10年間では2021年上期(168件)に次ぐ2番目の件数となった。取引金額は6490億円で前年同期より2倍強に膨らんだが、2021年上期の3分の1ほどに留まり、過去10年間では4番目の水準となった...
2023年のM&A戦線は終盤、MBO(経営陣による買収)ラッシュの様相を呈した。しかも数千億円の巨額案件が連続した。その一つが人材サービス業界から飛び出した。