2025年6月のM&A件数(適時開示ベース)は前年同月比 23件増の112件、取引総額は5兆3582億円と前年同月比で約7.5倍に増加した。トヨタグループによる豊田自動織機のTOB(株式公開買い付け) による非公開化が取引総額を膨らませ、集計を始めた2008年以来2番目の規模となった。件数の面でも、6月としては過去最多だった。上場企業の適時開示情報のうち、経営権の移転を伴うM&A(グループ内再編は除く)について、M&A Onlineが集計した...
今年に入り、上場企業がかかわる海外M&Aに異変が生じている。2025年1~3月期のM&Aのうち海外案件(適時開示ベース)は前年と同数61件と引き続き高水準をキープしているが、その内容が様変わりしているためだ。どういうことか?
夏の甲子園が連日沸いている。折しも甲子園球場開場100周年の節目。ビジネス界でもM&A市場が全国的にかつてなく盛り上がっている。47都道府県の最新勢力図は? この時期恒例の「M&A版甲子園」と題し、2024年のここまでの戦いぶりを点検する。
円安が止まらない。6月26日に1ドル=160円88銭とバブル景気前の1986年12月以来、38年ぶりの安値になった。円安は日本製品の値下がりと外国製品の値上がりにつながる。M&Aも円安で海外企業の買収が割高となり、日本企業による買いは減るのか?
国内の上場企業によるM&Aは2024年も活況を呈している。1~3月のM&A件数は合計315件(適時開示ベース)と前年を40件上回る。では、”第1コーナー“を終えた段階で、最も多くのM&Aを手がけたのはどこだったのか。