東証プライム・日機装の連結子会社が破産 影響は軽微
日機装の連結子会社、創光科学が5月17日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は14億4100万円。日機装は「創光科学の破産によるグループへの連結業績への影響は軽微」としている。
東京商工リサーチ
| 2023/5/28
2023.05.28
『地球の歩き方』は日本人の海外旅行ブームに乗って100タイトル以上を発行。現地の口コミなど従来のガイドブックとは一線を画す実用書として人気を博した。「ドル箱商品」を得たダイヤモンド・ビッグ社は、2001年9月期に年間売上高112億6500万円をあげている。
その後は出版不況が長引いた上に、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う海外渡航制限の影響もあって、2020年3月期には同28億8500万円にまで激減。学研グループへの事業譲渡に踏み切った...
日機装の連結子会社、創光科学が5月17日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は14億4100万円。日機装は「創光科学の破産によるグループへの連結業績への影響は軽微」としている。
健康、美容関連をテーマに取り扱う雑誌「壮快」「安心」「ゆほびか」などを手掛けていたマキノ出版は3月2日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。負債総額は約15億円。
薬事新報社は12月14日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は債権者約10名に対して約2700万円。週刊「薬事新報」など薬剤師向けの出版物を発行していた。