『地球の歩き方』を廃刊から救った「事業譲渡」というサバイバル術

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会社は消えても「事業」は生き残る

『地球の歩き方』は日本人の海外旅行ブームに乗って100タイトル以上を発行。現地の口コミなど従来のガイドブックとは一線を画す実用書として人気を博した。「ドル箱商品」を得たダイヤモンド・ビッグ社は、2001年9月期に年間売上高112億6500万円をあげている。

その後は出版不況が長引いた上に、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う海外渡航制限の影響もあって、2020年3月期には同28億8500万円にまで激減。学研グループへの事業譲渡に踏み切った...

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