ハイブリッド型総合書店「honto(ホント)」で好評の「ブックツリー」は、本の専門家たちが私たちの“関心・興味”や“読んでなりたい気分”などに沿って、独自の切り口で自由におすすめの本を紹介する企画です。 そんな数あるブックツリーの中から、ビジネスパーソン向けのものを編集部が厳選! 教養や自己啓発、ビジネスの実践に役立つものをピックアップしてお届けします。

“基礎スキルの学び直し、仕切り直しがしたい40歳代のビジネスパーソンへ”

ブックキュレーター:経営コンサルタント 菅野誠二

ビジネススキルには普遍的なものと、時代の変化対応によって学び直しが必要なものがあります。普遍的なスキル関連を3冊、先端的なものを2冊ご紹介します。

外資系コンサルのプレゼンテーション術

外資系コンサルのプレゼンテーション術

プレゼンテーションとは、こちらのアイディアを聞き手にプレゼントし、受け取って態度変容していただくよう相手を口説く行為です。その意味で、組織内の多くの行為は、プレゼンテーションといえます。聞き手のニーズを分析し、的確に課題解決をする外資系コンサルタントの、プロの「考え方」&「伝え方」を解説しています。

イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

経営コンサルタントのみならず、問題解決手法を学ぶものにとって格別の良書です。仕事の効率が上がらず生産性が低い場合や、自らの作業スキルに疑問が湧いたときに、読み返す価値があります。問題解決のステップと考え方を平易なことばで解説しているのですが、奥が深く、読み返すたびに新たな気づきを与えてくれます。

組織は変われるか 経営トップから始まる「組織開発」

組織は変われるか ― 経営トップから始まる「組織開発」

人事の手法として再び脚光を浴びている「組織開発」を、海外からの知見ではなく日本企業の事例を紐解きながら、その実践手法をアクションに繋げられるように解説をした実務書です。当事者が変化適応を迫られる適応課題を「対話」によって解決し、組織の連動、連鎖を生み出すためのキモを踏まえステップごとに実行できます。

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

「USJでも実証された数学マーケティングの力」という副題が示すように、統計学を事業戦略、マーケティング戦略上強力な武器としてその手法を解説しています。ユニバーサルスタジオで経営不振からの快進撃を牽引したCMO森岡氏とシニアアナリスト今西氏の共著です。数学が苦手な方でも実務に活用できます。


コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

近代マーケティングの重鎮で、かつ最新理論を提案し続けているコトラーの最新刊です。今回はスマホやIT技術、インフラの発展により顧客の「接続性」が新たなマーケティングのパラダイムシフトを生むことを解いています。マーケティングは事業戦略の中核なので、専門の方でなくてもその思考法や必要なスキルを磨きましょう。

ブックキュレーター:経営コンサルタント 菅野誠二

菅野誠二

ボナ・ヴィータ 代表取締役 経営コンサルタント 戦略コーチ。BBT(ビジネス・ブレークスルー)大学 経営学部 マーケティング教授。日本経団連グリーンフォーラム マーケティング戦略、コミュニケーションスキル講師。早稲田大学 法学部卒業。IMD経営学大学院 MBA。ネスレ日本にて営業とマーケティングを経験後、マッキンゼー&カンパニー社にて経営コンサルタント。ブエナビスタ(ディズニーのビデオ部門)日本にて、マーケティング担当役員。書籍に、『値上げのためのマーケティング戦略』(クロスメディアパブリッシング)、『 プロフェッショナル シンキング』(東洋経済新報社、監修:大前研一、共著:宇田左近、平野敦士、菅野誠二)。

※本記事はhonto「ブックツリー」より転載