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日経ビジネス「売られた社員20の運命」|おすすめの1冊

※この記事は公開から1年以上経っています。
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数あるビジネス書や経済小説の中から、M&A Online編集部がおすすめの1冊をピックアップ。M&Aに関するものはもちろん、日々の仕事術や経済ニュースを読み解く知識や教養として役立つ本も紹介する。

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『日経ビジネス 2019.05.13号 No.1990 -シャープ、東芝、タカタにいた人の今 売られた社員20の運命-』 

過去にも「2019年M&A大予測」「失敗するM&A 成功するM&A」など、M&Aをテーマに度々特集をを組んでいた日経ビジネスだが、今回の特集テーマは「”売られた社員”20の運命」と、言うなればヒラ社員向けの行く末を取材している点が面白い。

二部構成で、PART1は「経験者が語る明と暗」として、「シャープ」や「NEC」(以上、苦難編)や、「東芝(東芝メモリ)」「日本テレコム(現ソフトバンク)」(以上、飛躍編)などの大企業から中小ベンチャーまで幅広く売られた社員の声を取り上げている。

後半のPART2は「幸と不幸の分岐点」として、会社売却のタイミングについてM&Aを経験した経営者を取材している。

もし、自分の会社がM&Aをすることになったらどうすればよいのか。記事を読みながらシミュレーションをするのも悪くない。

特集記事の締めくくりはこうだ。

「たとえ会社が潰れなくても、M&Aによって人生設計がある日突然変わる可能性を誰もが持ち合わせる―そんな時代になる。」

2019年5月10日発売。定価710円。

日経ビジネス 2019.05.13号

文:M&A online編集部

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