一方、廉価版の「iPad」は329ドルからなので、次期「iPad」は現行の4万9800円より3300円高い5万3100円となり、5万円の壁を突破することになりそうだ。
ただ、これらは希望的な観測にすぎない。「App Store」での値上げ率(22.4〜44.3%)をベースに試算すると、次期「iPad Pro」11インチ版は14万4100〜16万9900円、12.9インチ版は19万5500〜23万円に跳ね上がる。次期「iPad」も6万〜7万1800円と「廉価版」と言いにくい価格になる計算だ。
実際の新モデルは為替レート換算と値上げ率換算の間のいずれかの価格となるだろう。大幅にせよ小幅にせよ、次期「iPad Pro」と「iPad」の値上がりは避けられない。アップルユーザーにとっては気が重い新製品発表になりそうだ。
文:M&A Online編集部
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