Webライターをスタートして、幸運なことに1年目から売上が月7桁になりました。お金のことなんていやらしいとは思います。でも、正直言って、仕事イコールお金なのです。この部分を、会社員の頃は誤解していました。
やりがいとか、社会貢献とか、自己実現とか。そうした表面的な言葉に惑わされ、仕事の本質を見誤っていたのです。会社員時代と、1円ライターの頃と、月7桁のトップライターになって、何が変わったかといえば中身です。売上が増えたから中身が変わったのではなく、内面が、価値観が変わったからこそ、売上に反映されたのだと私は思っています。
しかし、そうはいっても高い売上の秘訣を精神論で語られても困りますよね。では、月7桁の売上を、今にいたるまで4年間キープしている秘訣をみていきます。
基本的に、仕事が次の仕事を呼んできてくれます。
私が最初に月7桁になった大手メディアの仕事は、2年ほどで終了してしまいました。メディアそのものがなくなって、ライターは不要になってしまったのです。よって、そうなると私の収入は一気にダウンします。でも、それを見越して、あらゆるところにネットワークを張り巡らし、次の仕事を模索していました。
この頃は、本当に忙しく、クオリティが二の次になっていたのは否めません。でも、毎日更新されるメディアの仕事で、大きな学びを得ました。それが、何を書いたらネットでウケて、何を書いたら表現が強すぎて反感を買うのか、感覚でわかるようになったからです。
私のイメージでは、フリーライターは最終的にオピニオンを書いたり、コラムニストになったりして、自分の言いたいこと、日常生活を書いて暮らす、という目標像を持っているような気がします。
たとえば、Yahoo!ニュース個人であったり、BLOGOSであったりと、オピニオンメディアに掲載され、自分が見た社会を書いていく、というのがゴールのような。私は少なくとも、ぼんやりとそんなイメージを持っていました。
一方、当時の私は、書いたニュース記事が“まとめサイト“と呼ばれるサイト群に掲載されることが楽しみでした。あれやこれやワイワイと、自分が見ているサイトに自分が書いた記事が掲載され、有償無償のコメントがおもしろおかしく書き込まれる、それがとても楽しく、毎日のやりがいだったのです。
ここまで書くと書きすぎ、ここまでなら表現の自由の範疇。そんなギリギリのボーダーラインを学べたのが、本当に大きかったのです。これは大きな経験になったと思っています。別にニュース書きにならなくとも良いとは思いますが、日々の仕事から何を学んでいるか、自覚的なって言語化することはとても大切だと思っています。
テレビで見る記者会見などで、司会役を務めているのは広報部門の担当者であることが多い。記者の質問に答えていることもある。広報って一体どんな仕事なのか。安川電機<6506>の広報・IR部を訪ねてみた。