1円ライターですらなかった人生のはじまり

はじめまして。名もなきライターといいます。私はその名の通り、無記名の書き仕事が非常に多い、名もなきウェブライターです。しかし、売上は月7桁。つまり、100万円を超える月が多くなっています。

ー本当に?
ー読者を騙そうとしてない?
ー高い情報商材を売りつけられるんじゃないの?

と思われるのは納得です。

私も売上を証明する手立てを持たないのですが、試しにライター仕事が多く集まっているクラウドソーシングの「ランサーズ」を内部検索してみると、私の名前と写真が1~5位以内に出てきます。依頼が集まっているサイトでずっと上位ですから、仕事の引き合いです。その他にも、ブログやツイッターから仕事をいただきます。

今回は、全6回の連載で、私がどうやってライター1年目から月7桁(けた)を実現したのか、そのストーリーとノウハウを織り交ぜてお送りしようと思います。ただ自慢を読むだけだとつまらないですよね。だから、きっとあなたの副業のヒントになるよう書いてみます。

「ランサーズ」に出合う

私がWebライターという仕事に出合ったのは、2013年のことでした。愛読している「Chikirinの日記」に、クラウドソーシングのランサーズが紹介されており、常に読んでいたブログなので、疑いなく登録しました。

ランサーズは、仕事の依頼と受注のマッチングサイトです。今思えば、こうしたマッチングサイトは、仕事の民主化という意味合いがあります。そもそもインターネットというものは、さまざまなものを縦から横にするのです。

たとえば、フリマアプリの「メルカリ」とその決済である「メルペイ」を考えてみます。

メルカリは売買の民主化の側面があります。これまでは、店が売っていたものが、相互に売り合い、買い合いができるようになると。セカンドマーケットの他に、お互いに評価しあうという仕組みが整っています。民主化ですよね。

さらに、これがメルペイになって、街で決済できるようになりました。これも従来はクレジットカード会社から縦に“信用“を与えられていたのが、横になっています。

このように、ネットにあるサービスはすべて従来型の縦から権威に与えられていた何かを、横にして民主化する働きがあるのです。

クラウドソーシングのランサーズも同様で、搾取だといわれたり、手数料ビジネスだと揶揄(やゆ)されたりしますが、従来は会社から縦に流れてきていた仕事というものが、横に、ダイレクトにクライアントから受注できるようになったのです。

まさに仕事の民主化で、登場するのは歴史の必然だったのではないでしょうか。

そんなことを思うことがあります。

よって、私は権威から解放され、ネットに味方されたという自覚があるので、いくら売上が上位でも、サイトから表彰されたいとは思いません。民主化であり、フラット化の恩恵を受けているのですから、縦の権威性とは無関係でありたいと思っているのです。

さて、そんな大仰な話をしたところで、ランサーズと出会ったのが2013年。最初の仕事は但し書きをよく読んでおらず、報酬がなんと”拒否”されてしまいました!