2018年第2四半期に公表された国内株式を対象とするTOBは7件でした。直前四半期の公表件数は8件、前年同期の公表件数は7件でしたので、TOB市場は概ね横ばいでやや低調な状況にあります。
7件のうち、1件が親子上場会社における上場子会社の非上場化を目的として実施したものでした...
事業会社による積極的な事業拡張を目的としたTOBは低調となる可能性が高く、株価が低迷している企業のMBOやバイアウトは活性化する可能性も。今回は、株価が6か月以上低迷している銘柄をスクリーニングし、TOB期待銘柄を考えてみました。
コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)による日本企業の大型買収が活発です。日産自動車やカルソニックカンセイのTOBでは、普段見かけない特別配当の記載があることが最大の特徴です。
ユニーグループが保有するきものの「さが美」の全株式を投資ファンドのアスパラントグループに売却すると発表。同じく投資ファンドのニューホライズンキャピタルからも買収提案を受けたことから買収合戦になるかと思われたが・・・