【2022年12月】年末年始公開のオススメ映画5作品

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大作の公開を控え 年末年始は稼ぎ時

年末年始は、映画業界にとってサマーシーズンに次ぐ稼ぎ時です。これは映画に限らずエンタメ業界全体に言えることかもしれませんが、映画会社各社も勝負作、大作を揃えてきて映画館に華やかさをもたらしてくれます。

『トップガン マーヴェリック』を抜き、『ONE PIECE FILM RED』が長きにわたり興行収入ランキング第1位を独走してきましたが、新海誠監督の『すずめの戸締まり』が11月11日に公開され、大ヒットスタートを記録しました。現在、『すずめの戸締まり』が『ONE PIECE FILM RED』を追いかける形になり、劇場を盛り上げています。

それでは今月も、公開日順におすすめ5作品を紹介します。

12月2日金曜日公開予定『ブラックアダム』

「ブラックアダム」
(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

ハリウッドを代表するアクションスターのドウェイン・ジョンソン最新主演作。

「ワイルドスピード・シリーズ」でおなじみのドウェイン・ジョンソンが初めてコミックヒーローを演じます。「ブラックアダム」というキャラクターは、すでに映画化もされているアメコミレーベル、DCコミックスのヒーロー「シャザム」の敵役として誕生したキャラクターですが、本作ではドウェイン・ジョンソン主演ということもあって、アンチヒーロー路線の物語になっています。

DCコミックスの映画はマーベルほど連続性がないので、予習なく楽しむことができます。

映画『ブラックアダム』オフィシャルサイト (warnerbros.co.jp)


12月3日土曜日公開予定『THE FIRST SLAM DUNK』

「THE FIRST SLAM DUNK」
(C)I.T.PLANNING,INC.(C)2022 SLAM DUNK Film Partners

1990年から1996年にかけて週刊少年ジャンプにて連載されたベストセラーコミックスの「スラムダンク」の最新長編アニメーション。当時この作品の影響を受けて、バスケットボールを始めた人も少なくないのではないかと思います。

「スラムダンク」は過去にアニメシリーズ化、映画化もされてきましたが、本作『THE FIRST SLAM DUNK』では原作者の井上雄彦が監督・脚本を務めることで話題になっています。

『ワンピース』や『ドラゴンボール』など、近年は映画版に原作者が深く関わるパターンが増えていますね。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』 (slamdunk-movie.jp)


12月9日金曜日公開予定『ラーゲリより愛を込めて

「ラーゲリより愛を込めて」
(C)2022 映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 (C)1989清水香子

第35回東京国際映画祭のオープニング作品で、実話をもとにしたヒューマンドラマ。第二次世界大戦後、多くの日本人がシベリアのラーゲリ(収容所)に抑留され、過酷な状況下で重労働を強いられることになりました。そんな中で山本幡男は希望を捨てず、日本人であることを捨てずに仲間を励まして生き抜いていきます。

主人公の山本を二宮和也、帰国を待つ妻を北川景子が演じ、共演に松坂桃李、中島健人、寺尾聰、桐谷健太、安田顕といった豪華な俳優陣が揃いました。

監督は『糸』『64-ロクヨン-』の瀬々敬久監督です。

映画『ラーゲリより愛を込めて』公式サイト (lageri-movie.jp)


12月16日金曜日公開予定『Dr.コトー診療所

「Dr.コトー診療所」
(C)山田貴敏 (C)2022 映画「Dr.コトー診療所」製作委員会

2000年代前半にフジテレビ系列で2シーズンの連続ドラマ、さらにスペシャルドラマなどが放映され、高視聴率を記録した医療ドラマが約16年ぶりに劇場版(続編)となって帰ってきました。主演の吉岡秀隆と柴咲コウを筆頭にドラマシリーズのレギュラーメンバーが総出演。本作では吉岡秀隆演じるコトーと柴咲コウ演じる彩佳は夫婦になっていて、新たな命を授かります。

堺雅人、蒼井優、神木隆之介、大森南朋など当時出演していて今や主演級となった面々が再び揃ってくれるのは嬉しいところですね。主題歌も中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」が引き続き採用されています。今回新たに生田絵梨花、高橋海人が参加しています。

映画「Dr.コトー診療所」公式サイト (coto-movie.jp)


12月16日金曜日公開予定『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

全世界興行収入1位、全米歴代興行収入1位を記録した『アバター』(2009年)の待望の続編。日本でも3D元年という時期に公開され、興行収入156億円の大ヒット作となりました。

ジェームズ・キャメロンが引き続き監督・脚本を担当したほか、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバーなどの俳優陣も続投します。

ジェームズ・キャメロン監督によると、『アバター』は全5部作構想であり、今回の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続く3~5作目も製作中で、それぞれ2024年、2026年、2028年に公開予定であるとアナウンスされています。

映画を配信で楽しむ時代になりましたが、本作はIMXシアターの高解像度・大画面・高音質でぜひ楽しみたい一本ですね。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター|20世紀スタジオ公式 (20thcenturystudios.jp)

■ ■ ■

これらの作品のほかにも、大泉洋&柴咲コウの『月の満ち欠け』、Netflixから配信されるシリーズ第2弾『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』、2度のアカデミー賞に輝く監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の『バルド、偽りの記録と一握りの真実』、ヒットメイカー福田雄一監督最新作『ブラックナイトパレード』、歌姫ホイットニー・ヒューストンの生涯に迫った『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』などが公開&配信予定です。

12月は流石に年末近くということもあって、話題作が目白押し。豪華で充実したラインナップとなっています。

文:村松健太郎(映画文筆屋)/編集:M&A Online編集部

村松 健太郎 (むらまつ・けんたろう)

2002年から映画館勤務で業界入り。2016年頃から映画文筆家として活動を開始。脳梗塞を患ったために杖片手に試写室や映画会社を行ったり来たりしています。映画祭の審査員やインディーズ映画の宣伝などもしていますが、興行出身ということもあって、少しでも多くの人の足が劇場に向かってほしいと願う日々です。年間300本の新作とそれ以上の過去関連作を見て回っています。 

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