【M&A仕訳】第三者割当増資(連結会計編)
第三者割当増資が行われた場合の単体企業における会計処理を確認したうえで、連結仕訳への影響を検討してみたいと思います。
北川ワタル
| 2019/2/21
2019.02.21
子会社株式を取得した場合の支出は基本的には投資活動によるキャッシュ・フローの区分に記載されます。しかし、有価証券への投資がいつも投資活動によるキャッシュ・フローの区分に記載されるとは限りません。
例えば、株式を短期的に売買して利益を得ることを目的としているような事業では、投資活動によるキャッシュ・フローの区分ではなく、営業活動によるキャッシュ・フローの区分に記載されることも考えられます...
第三者割当増資が行われた場合の単体企業における会計処理を確認したうえで、連結仕訳への影響を検討してみたいと思います。
株式取得は、文字どおり、対象会社の株式を購入などにより取得するものであり、もっともシンプルなM&A形態といえます。単に「買収」といえば、基本的には現金を対価とした株式取得を指します。