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【現場の声】ベンチャーとIPO、そしてバイアウトによるイグジット その2
自らのベンチャー起業家になりたいという思いを出発点に、IPOを目指す起業家のサポートをする日本でも有数の法律事務所を設立・運営するフォーサイト総合法律事務所代表パートナー大村健弁護士。大村氏はIPOも増加する一方で、バイアウトによるイグジットも増えているという。最近のベンチャー事情を全3回に渡ってインタビューした。今回は現在の主要顧客はどのようなベンチャー企業なのだろうかお聞きした。
さらに将来、新規株式公開(IPO)などを目指す場合には、
取引所が上場会社に対して、
ただ会計監査人の設置にはコストがかかるため、創業期は①株主総会+取締役または②株主総会+取締役会+監査役という機関設計として、ベンチャーキャピタルなどから出資を受けるなどして本格的に上場を目指す段階で会計監査人を設置するというのが無難かと考えられます。
株式会社の機関設計については、
続いて、
逆に、1億円より多い場合には、
次回は会社の種類について解説します。
文:司法書士 田中 あゆ美
編集:M&A Online編集部
田中あゆ美(たなか・あゆみ) |
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司法書士。大阪司法書士会所属(登録番号4277号)。 |
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自らのベンチャー起業家になりたいという思いを出発点に、IPOを目指す起業家のサポートをする日本でも有数の法律事務所を設立・運営するフォーサイト総合法律事務所代表パートナー大村健弁護士。大村氏はIPOも増加する一方で、バイアウトによるイグジットも増えているという。最近のベンチャー事情を全3回に渡ってインタビューした。今回は現在の主要顧客はどのようなベンチャー企業なのだろうかお聞きした。