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・文系50代、私のリスキリング物語 ~新たな可能性を切り開く冒険①
Mさんのおかげでコードエディタを使えるようになったので、ひな型を活用して業務を進めることができた。できるようになると工夫したくなるのが人情というものだ。
そのうち、章と章の間の間隔を広げるにはどうしたらいいんだろう......右にロゴの画像を挿入したいけどどうすればいいかな?というふうに、いろいろと興味がわいてきた。
その頃には、勉強会でMさんが教えてくれたショートカットも難なく使いこなせるようになっていた。しかし、画像のサイズが合わなかったり、文字がレイアウトからはみ出してしまったりと、工夫すればするほど「こんな風にしたい」という表示ができない日もあった。
その頃私の上司になったSさんには、毎日業務の進捗状況を報告していた。
「うまく表示されない」「揃えたいのにそろわない」と嘆く私にSさんは言った。「特訓しましょう」。その言葉通り、Sさんはまとまった時間を取ってくれ、CSSとは何か、メールの構成などを説明してくれた。特訓の後も、毎日終業報告時には表示が崩れた場所を修正することが日課となった。
正直、報告だけすれば「あとはこちらでやっておきますね」と言ってくれるのではと期待していた。しかしSさんは根気強く解決策を考えてくれた。
「今から言う言葉を検索してみてください」
「今から言う単語をその後ろに入れてみてくれますか?」
画面を共有しながらああだこうだと一緒にソースをいじるうちに、だんだんと何をやっているのか自分にもわかってきた。
やりたかった装飾がうまく表示されると、共に喜んでくれるSさんのおかげで、プログラミングが楽しくなってきた。
年齢のせいで物忘れがひどいので、教えてもらったことはその日のうちに復習した。一晩寝たら忘れてしまう気がしたからだ。 このようにして、少しづつ苦手意識が薄れていき、スピードアップするにはどうしたらいいか、ミスを減らすにはどうすればいいかと、作業効率まで考える余裕が出てきた。気づけば、リスキリングについて文章を書いてみないかと言ってもらえるまでになっていた。
僭越ながら、私のリスキリングが成功したポイントをこっそり教えたいと思う。
【成功のポイント】
・とにかく手を動かすこと。人がやっているのを見るのではなく、自分でソースを触って動かしてみること(データはこまめに保存してバックアップを取り、失敗しても元に戻せるようにする)
・忘れないうちにやること(年齢を重ねると、一晩寝ると情報が薄れることがある)
・・できないこと、疑問点を気軽に話せる相手を見つけること
・作業をサポートするツールを活用すること(生産性が飛躍的に向上する)
・教えることが好きな人に聞くこと
・自分の業務や能力に限界を設けないこと
思えば、文系出身の私は、プログラミングに対して苦手意識があった。だからこそ、伸びしろがあり達成感を感じられたのだと思う。50歳を過ぎると、なかなか新しいことを習得する機会はなくなり、できて当たり前のことを守るのに必死になる。しかし、何もしなければ体力も能力も衰えていく。若い頃のスキル向上は、もっとデキる自分になるための自己研鑽だったが、今、私がやっているリスキリングは、やれることを減らさない手段なのだ。
技術や環境が変化する限り、進化する分野に合わせたスキルの更新が不可欠だろう。私は同年代の仲間たちにもリスキリングの機会を積極的に探し、挑戦することを勧めたい。
もう辞めようかなと悩んでいた私だが、あの時辞めなくて本当に良かったと思う。気安く愚痴れる同僚、教えたがりの心優しきエンジニア、同じ画面を見ながら隣でプログラムの修正を考えてくれた年若い上司と、周囲の方々に恵まれた。
同僚たちの助けがあったことはもちろんだが、しつこく挑戦したことで自分にも少し自信がついた。最近ではChatGPTを使ってソースの修正にチャレンジしている。また、ライターとして長く働き続けるため、筋トレも始めるなど挑戦の好循環が続いている。この年になっても何かを習得できるとわかったことは大きな変化だった。
やむにやまれず始まった私のリスキリングの冒険はまだ続いている。これからも、新しい技術やツールが出てきたら、それで自分がラクになるならどんどん手を出していきたい。変化も変革も前向きな思いで受け止められそうだ。
株式会社インソース より
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