コロナ禍で大打撃を受けた旅行業界が正常化に向けて大きく動き出した。KNT-CTホールディングス<9726>傘下の近畿日本ツーリストが、2023年のゴールデンウィーク(4月28日-5月8日)期間中の国内旅行動向を調べたところ、同社の販売高が前年同期比2.5倍に急増していることが分かった。
最大手のJTB(東京都品川区)は、ゴールデンウィーク(4月25日-5月5日)期間中の国内旅行者数が前年同期比1.5倍となり、海外旅行者数は同4倍に達すると予測する...
HISの業績が振るわず、2023年10月期第1四半期決算は営業損益が34億3900万円の赤字となった。JTBは2023年3月期の営業利益を63億円と見込んでおり、3期ぶりに黒字化する。両社にはどのような差があるのか。
オンワードホールディングスは3月10日、グアム島で運営するホテル事業から撤退し、同事業を手掛ける連結子会社の株式を星野リゾートの子会社に譲渡すると発表した。株式譲渡価額は61億円、譲渡債権の譲渡価額は24億円。
ホテルや結婚式場の運営をするツカダ・グローバルホールディングが、新型コロナウイルスによる市況の急悪化に苦慮しています。2020年12月期の売上高は前期比55.6%減の271億1,400万円となり、114億7,600万円の営業損失(前年同期は63億8,300万円の営業利益)を計上しました。
ワシントンホテルや椿山荘を運営する藤田観光が、700名の人員削減策に乗り出します。2020年12月期第3四半期売上高は前期比64.6%減の176億9,900万円に留まり、純損失171億5,100万円を計上しました。ホテル事業が甚大な被害を受けています。