【山陰合同銀行】新たな合同を結実させる|ご当地銀行の合従連衡史

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松江市内にひと際高く聳える山陰合同銀行本店(papa88 / PIXTA)

グループ化を進めた山陰合同銀行

松江銀行と米子銀行が合併して山陰合同銀行となったのは、松江銀行が1934年 12月に松栄土地(現・松江不動産)を設立した5年余りのちの1941年7月のこと。本店は松江市に置き、以降は同年10月に石州銀行と矢上銀行を合併し、1945年3月に山陰貯蓄銀行を買収した。さらに、1991年 4月にはふそう銀行を合併している。

そうしたM&A以上に顕著なのは、新規会社の設立によるグループ化だった。「合同によって生まれた銀行」としては、“お家芸”といえるかもしれない...

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