「脱コロナ」が進むのに過去最多の「コロナ倒産」、なぜだ?

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
コロナ倒産は、これからも増える可能性が高い(写真はイメージ)

再生型M&Aによる立て直しが急務

倒産の形態では、破産が4796件(構成比90.0%)と最多。次いで取引停止処分が191件(同3.5%)、民事再生法が187件(同3.5%)、特別清算が125件(同2.3%)、内整理が18件(同0.3%)、会社更生法が6件(同0.1%)だった。再生につながる会社更生法と民事再生法による倒産の合計は193件と、全体の3.6%に過ぎない。

全ての倒産企業が再生可能ではなかっただろうが、第三者承継などの再生スキームで存続可能だった企業もあったはずだ。今後は再生型M&Aの活用促進が課題になる...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5