トップ > 調べる・学ぶ > 連載 > 間違いだらけのコーポレートガバナンス >株式会社は「成長とイノベーション」を生むか|間違いだらけのコーポレートガバナンス(5)

株式会社は「成長とイノベーション」を生むか|間違いだらけのコーポレートガバナンス(5)

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

米で進むアンチ株式会社「デュアルクラス」の動き

この問題を解決するためのひとつの糸口として、いま米国での活用が進むのが「デュアルクラス」である。1株で複数の議決権を持つ種類株を発行し、これを起業家が引き受ける仕組みだ。米国のコーポレートガバナンス論における、最もホットな話題のひとつだろう。

デュアルクラスの精神を一言で言ってしまえば「金は出せ。口は出すな。それでよければ儲けさせてやる」という感じだ。なんとも傲慢だ。伝統的な一株1議決権の世界観からは絶対に受け入れられない話である...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5