2020年1月から3月に出版された「M&A関連本」を紹介します
今年に入ってもM&Aや事業承継をテーマにした書籍の発刊が相次いでいます。2020年1-3月に出版されたM&A関連本をまとめました。
数あるM&A専門書の中から、新刊を中心にM&A編集部がおすすめの1冊をピックアップ。選書の参考にしてみては?
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「M&A 買収者の見解、経営者の異論」
ケイト・ウェリング、マリオ・ガベリ著 長岡半太郎、藤原玄訳(パンローリング刊)
本書の副題は「リスクアービトラージの実務と戦略と規律」。古くからの投資手法であり、またM&Aと投資を結ぶ新視点ともいえる「リスクアービトラージ」について、その実務的手法と利益を得るための戦略、さらにM&A業界とその実践家・プレーヤー、投資家が踏まえておくべき規律・ルールについて、世界の第一線の達人投資家たちへの取材でまとめた1 冊。
著者は独立系金融誌「ウェリング・オン・ウォール・ストリート」を発行している著名な金融ジャーナリストで、バロンズ紙編集長を務めていたこともあるケイト・ウェリング氏と、ガムコ・インベスターズの会長兼CEOで米国でもトップクラスの資金運用者・投資家のマリオ・ガベリ氏。

「リスクアービトラージ」とは、「古代より前に、一人の商人が、同じ商品が異なる(しばしば地理的には離れた)市場で(たいていの場合)わずかながらも異なる価格で売られていることに気づき、一つの市場で安く買い、ほかの市場で高く売ることで、その価格差を利用しようとしたことが始まり」とする。それが今日、「上場企業でM&Aが行われる際、成立することを見込んで、株式の値動きを利用してサヤを狙う投資行動」としても使われている。
本書はそうした手法の解説を超え、20人の取材対象者の人間的・行動的側面に深く切り込み、それぞれの投資家の投資・ビジネス経験がいかにリスク分析に役立ったか、経歴・経験から編み出された戦略の価値などを余すところなく伝える。それは、まさにリスクアービトラージの内幕ということができ、大きな成功を収めた投資家はアービトラージの魔術師といえるだろう。
M&Aにおけるリスクアービトラージ投資家は、長期的な一生涯を賭けた投資の成功を重視する。その投資活動・洞察力から生み出され、編まれた教訓は、M&A投資家はもちろんM&Aの実践者・プレーヤーにも重要な視点を提供する。
なお、訳者は中堅運用会社に勤務する長岡半太郎氏と、独立系投資会社に勤務し投資など各分野の翻訳を手掛ける藤原玄氏。(2020年1月発売)
文:M&A Online編集部
今年に入ってもM&Aや事業承継をテーマにした書籍の発刊が相次いでいます。2020年1-3月に出版されたM&A関連本をまとめました。
ブリッツスケールとは爆発的な成長という意味。日本版ブリッツスケール企業の代表例としてM&A仲介業の日本M&Aセンターを取り上げ、ブリッツスケールを支える仕組みなどを紹介している。
多少リスクがあっても積極的に投資するエンジェル投資家の実態を詳らかにすることで、日本のスタートアップの現状や今後の課題などを示した。 今この分野で何が起きているのかを本書を通じて理解することができる。
M&Aの現場を立体的に理解するうえで、うってつけの一冊。M&Aの具体的な流れをストーリーを交えて解説する。案件着手からクロージング(取引成立)までの時系列に沿って、その要点を大づかみできる。
「事業承継についてそろそろ考えようと思っていたけど何から考えればいいのかわからない」「何から始めたらいいのか悩んで取り掛かれなかった」という経営者向けに書かれたのが本書。
「出版不況」と世間で言われる中、M&Aをテーマにした書籍の発刊が相次いでいます。2019年に発売されたM&A関連本をすべて紹介します。
「入門書の次に読むM&Aの本」として2015年に発行された書籍の改定版が本書。2018年12月1日時点の法令などにもとづいて改定するとともに新たにM&Aガバナンスに関する章を書き加えた。
今回はM&Aそのものを主題にしていないものの、読むと結果的にM&Aやその周辺知識が深まるベストセラー本を紹介します。
事業承継の一つの手段としてM&Aが活用されるケースが増えてきた。会社を他人の手に委ねるM&Aを「会社の終活」と捉え、何から手を着け、どこに相談すればよいのかといった基本的な事項をまとめたのが本書。
今後、税理士も顧客から M&Aの相談を受ける機会が増えることが予想されるため、中小企業のM&A業務に初めて取り組む税理士を対象に、中小企業M&Aの全体像から具体的な業務の進め方の概要をまとめた。
「出版不況」と世間で言われる中、M&Aをテーマにした書籍の発刊が相次いでいます。最近(2019年8-10月)出版されたM&A関連本をまとめました。
お金持ち列車に乗る方法、つまりお金持ちになる方法を考え方や生活習慣、行動指針などいろんな面からアドバイスしているのが本書。 お金持ちになる容易な方法は不動産所有者になることと説く。