会社の保有している資産に着目する企業評価方法 ~純資産価額法~
成熟企業や衰退基調にある企業を評価する際などによく使われる「純資産価額法」について解説します。
M&A Online
| 2017/1/19
2017.01.19
銀行預金の利率が年5%だったと仮定した場合、銀行に預けた100万円は1年後には105万円 (= 100万円×1.05) に、2年後には110万円 (= 100万円×1.05×1.05) になっています。これを未来からさかのぼって考えると、「2年後の110万円は、今の100万円と同価値 (110万円÷1.05÷1.05≒100万円)」ということができます。
DCF法で事業価値を算定する場合にはこれと同じように考え、各年度のキャッシュフローを複利で割引計算します...
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