【ストックオプション事例研究】Klab 新株予約権(有償ストックオプション)発行
Klabが有償新株予約権を発行した。 この有償ストックオプションにはノックアウト条項が付されている。同社の要領や条件から、割当者や既存株主に対する条項を付けることの意味とメリットを考える。
ダブル・スコープ株式会社<6619>が下記要領にて有償新株予約権を発行しました。
発行日 |
発行価額 |
前日終値 |
行使価額 |
発行価額/時価 |
2016/3/31 |
48円/株 |
4,305円/株 |
1,700円/株 (注1) |
1.1% |
新株予約権の数 |
希薄化効果 |
株価変動性 |
配当利回り |
行使期間 |
|
3,550個 |
2.50% |
66.00% |
0.23% |
-0.200% |
4年 |
(注1)平成27年1月1日~12月31日までの終値の平均値(1,683.97円)を参考に決定
なお、有償新株予約権の発行時には前日終値を行使価額にすることが多いため、プレスリリースにおいては行使価額につき、下記の補足がなされています。
「当社及び子会社役職員の当社グループの業績向上に対する意欲や士気を高める目的から当該行使価額に決定したものであり、業績目標達成時において株式市況の動向等により当社の株価が下落した局面においても、引き続きインセンティブ機能が働くことで、当社グループの役職員の意欲や士気の向上効果を保ち、企業価値の向上及び株主価値の増大に寄与すると考えられるため設定したものである。」
プレスリリースへのリンク (http://w-scope.co.jp/ir/library/pdf/press20160316.pdf)
Klabが有償新株予約権を発行した。 この有償ストックオプションにはノックアウト条項が付されている。同社の要領や条件から、割当者や既存株主に対する条項を付けることの意味とメリットを考える。