親和銀行の源流は長崎県の平戸に1879年に設立された第九十九国立銀行だとされている。確かにそうではあるが、「そうではない」という言い方もできなくはない。1939年に創業した親和銀行が、第九十九国立銀行の流れを組む九十九銀行を1941年に買収したという事実があるからだ。
すると、親和銀行は「第九十九国立銀行と別の水系を流れつつ、九十九銀行へと続く水運を運河でつないだ金融機関」というイメージになるかもしれない。親和銀行の水系の源流は、第九十九国立銀行とは別の山にあるという考え方もできなくはない...