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瀬戸が渦巻く長崎地銀の大合併|ご当地銀行の合従連衡史

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十八銀行に合併された旧諫早銀行の本店(kando12/photolibrary)

軍港・佐世保より前に栄えた要衝の地・早岐

親和銀行の源流は長崎県の平戸に1879年に設立された第九十九国立銀行だとされている。確かにそうではあるが、「そうではない」という言い方もできなくはない。1939年に創業した親和銀行が、第九十九国立銀行の流れを組む九十九銀行を1941年に買収したという事実があるからだ。

すると、親和銀行は「第九十九国立銀行と別の水系を流れつつ、九十九銀行へと続く水運を運河でつないだ金融機関」というイメージになるかもしれない...

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