トヨタとしては、いつまでもこの種類株式が残っていても困る場合があるので、トヨタには、種類株式を保有者(株主)から買い取る権利が付与されています。普通株式に転換は、株主だけに付与された権利です。トヨタが一方的に普通株式に転換するということはありません。トヨタが決められるのは、発行価格(元本)での買い取りです。
投資家から見た場合、これを5年社債だと考えると年0.5%から2.5%のちょうど真ん中の1.5%利率がついた社債だと考えられます(本当は、利息の現在価値で比較する必要がありますが、ここではそれは考えません)...
慶応義塾大学・牛島教授が解説する。この研究は、企業間の子会社買収(売却)に注目し、このつながりを分析するものである。