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【足利銀行】唯一無二だからこそのフェニックス|ご当地銀行の合従連衡史

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蔵の街・栃木。栃木の金融は栃木市から足利市、県南部で発展してきた(つきのさばく/photoAC)

 県内企業が支えた「再興」の旗

だが、栃木県を代表する金融機関であり、多くの県内企業のメインバンクとしての底力が足利銀行を復活させた。破綻した、一時国有化されたといっても、県内企業にとっては唯一無二の欠くべからざる存在だったからだろう。

足利銀行は2008年4月に足利ホールディングスを設立し、その完全子会社となることで、特別危機管理から解放された。名を残したまま、復活の道を歩み始めたのである。

2015年11月に足利ホールディングスは常陽銀行との経営統合に関して基本合意を交わす。そして翌2016年4月には、その経営統合が最終合意に達した。そして、同年10月には足利ホールディングスと常陽銀行が株式交換による経営統合を果たし、足利フォールディングスは足利銀行と名を戻して「めぶきFG」がスタートした。

現在、足利銀行は「めぶきFG」を金融持ち株会社の子会社という位置づけにある。

文:M&A Online編集部

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