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事業承継の妨げ…経営者保証の「二重取り」をなくせるのか?

事業承継の妨げ…経営者保証の「二重取り」をなくせるのか?

昨年12月、全国銀行協会と日本商工会議所は、経営者が代替わりした後でも金融機関が新旧の経営者に融資債務に対する個人保証「二重取り」を原則禁じる指針を発表した。二重取りは後継者の円滑な事業承継を妨げるとして、政府も見直しを求めている。

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【山陰合同銀行】新たな合同を結実させる|ご当地銀行の合従連衡史

【山陰合同銀行】新たな合同を結実させる|ご当地銀行の合従連衡史

「山陰合同」という名称より「ごうぎん」の名で親しまれている山陰合同銀行。その名称は、1889年に設立された松江銀行と1894年に設立された米子銀行の合併による。その山陰合同銀行が新しい合同に舵を切った。地銀のモデルケースとなり得るか。

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東京五輪で揺れる?東京モノレールと親会社の関係|意外な子会社

東京五輪で揺れる?東京モノレールと親会社の関係|意外な子会社

日本で最も古い跨座型モノレールを走らせる東京モノレールは東日本旅客鉄道の子会社に当たる。だが、JR東日本グループ以前は日立物流の100%子会社だった。なぜ、日立グループの一員だったのか。どんなM&Aが行われたのか。その行く末は盤石か?

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【2019年M&A】件数トップは2年連続でソフィアHD|再上場のワールドは4件

【2019年M&A】件数トップは2年連続でソフィアHD|再上場のワールドは4件

2019年の企業別のM&A件数(グループ内再編を除く)を集計したところ、ソフィアホールディングスの11件(中止2件を含む)が最多で、同社が2年連続でトップだった。2位は年間5件で、SHIFT、アイカ工業、第一交通産業、電通の4社が並んだ。

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【M&A】オープンイノベーション促進税制の創設

【M&A】オープンイノベーション促進税制の創設

「オープンイノベーション促進税制」は、大企業等による、イノベーションの担い手となるスタートアップへの新たな資金供給の促進を政策目的として創設された制度であり、2020年4月1日から2022年3月31日までの間に行われた出資に適用される。

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​グローバル企業の「カーブアウト」で見落としがちな人事基盤・人事システム

​グローバル企業の「カーブアウト」で見落としがちな人事基盤・人事システム

多国・多拠点にわたるカーブアウトは難易度が高い。日本と欧米企業の人事システムはどう違うのか。今回は、通常見落としがちな人事基盤・システムの観点から、カーブアウトを実施する際の留意点について解説する。

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【中小企業のM&A】どうやって百戦錬磨の社長の「本音」を引き出す?

【中小企業のM&A】どうやって百戦錬磨の社長の「本音」を引き出す?

「どうやってお客さんの本音(真意)を引き出すのですか?」 金融機関向けセミナーや勉強会を開いた時に、しばしば聞かれる。答えは簡単。徹底的に聞き役に徹すること。それ以外にない。こちらが話したいことがあっても黙って聞く。我慢、我慢である。

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【2019年M&Aランキング】1000億円超は22件|総額8兆円を超える

【2019年M&Aランキング】1000億円超は22件|総額8兆円を超える

2019年のM&A総数は前年を59件上回る841件と4年連続で増加し、08年(870件)以来の高水準となった。また、年間800件台に乗せるのは09年以来10年ぶり。取引総額は8兆1201億円で、18年、16年に次ぐ3番目だった。

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【2019年第4四半期・年間】日本企業M&A公表案件ランキング

【2019年第4四半期・年間】日本企業M&A公表案件ランキング

2019年の日本関連M&A公表案件は、23.9兆円と、過去最高の前年から36.9%の減少となった。全体の案件数は3,728件と、前年比5%減少したものの、前年に次ぎ過去2番目の最多となった。

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「デロイト トーマツ」中小企業M&Aの効率化を促進するプラットフォームサービスを強化  マッチングで利用社を2倍強に

「デロイト トーマツ」中小企業M&Aの効率化を促進するプラットフォームサービスを強化 マッチングで利用社を2倍強に

デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社は、中小企業のM&Aに関する業務を効率化するためのプラットフォームサービスの一つ「M&Aプラス」の利用社を現在の2倍強の1000社に増やす。

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金融機関は「事業性評価」にどう取り組むべきか

金融機関は「事業性評価」にどう取り組むべきか

金融庁が主導する「事業性評価」ですが、満足な結果が得られていないようです。背景にあるのは、評価の難しさ。今回は、金融機関が事業性評価をどう実践するか。その分析手法について具体的に解説します。

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東京大学演習林軌道 森の鉄路の攻防|産業遺産のM&A

東京大学演習林軌道 森の鉄路の攻防|産業遺産のM&A

東京大学は日本国内に7つの地方演習林を所有している。最も古くに開設され、総面積5812ヘクタールを擁するのが秩父演習林である。演習林内にはいくつかの森林軌道が敷かれ、往時には大活躍していた。今回はその森林軌道をめぐるM&Aを見ていく。

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【M&Aサマリー12月】前年と同数の77件、大型案件が続出|昭和電工は9600億円で日立化成を買収

【M&Aサマリー12月】前年と同数の77件、大型案件が続出|昭和電工は9600億円で日立化成を買収

2019年12月のM&Aは前年同月と同数の77件だった。目立つのが大型M&Aの集中。昭和電工が9640億円を投じて日立化成を子会社化するのをはじめ、買収金額が1000億円超の案件は6件あり、このうち4件が年間ランキングのトップ10に入った。

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デラウェア州衡平法裁判所による極めて重要な規制の遵守に関する取締役の監督義務への取り組み

デラウェア州衡平法裁判所による極めて重要な規制の遵守に関する取締役の監督義務への取り組み

会社に有害な事象が発生した場合、取締役は、会社を監督する義務を果たしたのか否かを追及される可能性があることを想定すべきです。米国デラウェア州の衡平法裁判所の判決事例をご紹介します

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【3分で読める!ポストM&A成功のtips】ポストM&A成功の7要素

【3分で読める!ポストM&A成功のtips】ポストM&A成功の7要素

最終回となる7回目のテーマは「ポストM&A成功の7要素」。連載ではポストM&Aを成功に導くための知っていればすぐに役立つ、すぐに使えるような内容に焦点を当ててきた。今回はそれらも包含する、ポストM&A成功の全体像をまとめる。

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【改正会社法】報酬ガバナンス改革の進め方

【改正会社法】報酬ガバナンス改革の進め方

12月3日に会社法改正案が参議院で可決成立しました。改正会社法には、役員報酬に関する改正が盛り込まれています。今回は、報酬ガバナンス改革の進め方についてお話してみたいと思います。

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金融庁が力を入れる”事業性評価”がうまく機能しない理由

金融庁が力を入れる”事業性評価”がうまく機能しない理由

金融庁は「事業性評価」に基づく企業の支援を重点施策として掲げ、融資等の支援につなげるよう号令をかけている。しかし金融機関からは「実行しようとするとなかなか難しい」と対応に苦慮している現実が浮かび上がってくる。

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【足利銀行】唯一無二だからこそのフェニックス|ご当地銀行の合従連衡史

【足利銀行】唯一無二だからこそのフェニックス|ご当地銀行の合従連衡史

栃木県の地方金融機関の代表格は足利銀行である。帝国データバンク調査では県内占有率は47.4%。県内企業の約半数が足利銀行をメインバンクとしている。2003年の「足銀ショック」を経て、足利銀行と県内企業はどのような復活の道を歩んできたのか。

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浅草・錦糸町の娯楽・歓楽を縁の下で支えるのは・・・

浅草・錦糸町の娯楽・歓楽を縁の下で支えるのは・・・

2019年3月、JR「錦糸町」駅前に、J.フロント リテイリング系の「錦糸町PARCO」がオープンした。その入居ビル名が「楽天地ビル」。その楽天地ビルの賃貸事業を行っているのは株式会社東京楽天地。果たして、どのような親子関係にあるのか。

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【2019年】今年出版されたM&A関連本をすべて紹介します!

【2019年】今年出版されたM&A関連本をすべて紹介します!

「出版不況」と世間で言われる中、M&Aをテーマにした書籍の発刊が相次いでいます。2019年に発売されたM&A関連本をすべて紹介します。

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「町工場」をM&Aで支援 セイワ工業の取り組みとは

「町工場」をM&Aで支援 セイワ工業の取り組みとは

溶接加工のセイワ工業は、産業機械や工作機械向け部品の機械加工を手がけるカスカの全株式を取得し子会社化した。カスカの後継者が不在だったため事業承継による町工場の支援策として実施した。

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日本にも「デュアルクラス」を!|間違いだらけのコーポレートガバナンス(9)

日本にも「デュアルクラス」を!|間違いだらけのコーポレートガバナンス(9)

前回​まで米国におけるデュアルクラスの普及について解説した。翻って日本はどうか。日本でも数年前にこのデュアルクラスについて議論が盛んになったことがある。実は「単元株制度」を用いて実質的にデュアルクラスと同じ効果を持たせることができるのだ。

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ユニゾホールディングスのTOBにみるサラリーマン経営の危うさ

ユニゾホールディングスのTOBにみるサラリーマン経営の危うさ

ユニゾのサラリーマン経営者は、FAに三菱モルガンスタンレー証券と大和証券、法務アドバイザーにTMI総合法律事務所と西村あさひ法律事務所、税務アドバイザーにEY税理士法人など大変に値段が高いアドバイザーを必要以上に多数雇って対抗した。

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【敵対的買収】伊藤忠・HIS・コクヨ…“1勝2敗”の2019年

【敵対的買収】伊藤忠・HIS・コクヨ…“1勝2敗”の2019年

日本で敵対的買収は例年、1件あるかどうかだが、今年は一転、伊藤忠商事VSデサント、エイチ・アイ・エス(HIS)VSユニゾホールディングス、コクヨVSぺんてる、のケースが3件相次いで発生した。結果は買収側が1勝2敗で、負け越した形だ。

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2年ぶりの増加で44件、トップはZOZO 2019年のTOB

2年ぶりの増加で44件、トップはZOZO 2019年のTOB

2019年に実施されたTOB(株式公開買い付け)は前年比2件増の44件で2年ぶりの増加となった。うち、不成立は同3件増の3件。敵対的買収は同1件増の2件、MBOは同3件増の6件とそれぞれ倍増している。来年に実施するTOBには大型案件が多い。

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