2017年3月期決算を発表した上場企業2432社のうち、監査法人から「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン注記)」を付記された上場企業は22社だった。
近年、ビール業界でM&Aが活発です。海外進出を視野に入れたものが多いですが、その中でもちょっと異色だったのがアサヒビールによる老舗料亭「なだ万」の買収。その“旨味”はどこにあるのか、そして今後のアサヒビールの海外展開について探ってみました。
ここ数年シリコンバレーで一番ホットだったのはラーメンといわれるくらいお店が増えました。一時期は製麺機の輸入が急増したと商社の人に聞いたことがあります。今回は最近の外食関連M&Aを取り上げたいと思います。
海外原子力事業の巨額損失で揺れる東芝が保有する複数の不動産に、極度額5,500億円の根抵当権設定仮登記がなされたことが判明した。
ニュースを見る際にニュースアプリ経由で見る人の数が、WEBブラウザ経由で見る人の数を上回っているそうだ。近年上場を果たしたグノシーとニューズピックスの両社業績とM&A動向を分析してみた。
目標とすべきROICは一定とすべきではなく、予想利益の変化に応じて負債活用とともに柔軟に変化させることが重要なポイントです。
通信機器メーカーの日東通信機は5月31日、東京地裁に会社更生法の適用を申請した。負債総額は債権者435名に対して約28億円。
アップルの時価総額が話題となっています。投資の神様ウォーレン・バフェット氏は、アップルの時価総額は米国で1兆ドルになる初の企業の可能性もあると語っています。
カスペルスキーとは、モスクワに本社を置くサイバーセキュリティー会社です。サイバー攻撃に北朝鮮が関与している可能性が強いとの見方を示したことで、この名前をこのところ頻繁に耳にするようになりました。
毎年6月の第一金曜日が「ドーナツの日」であることにちなみ、日本のドーナツ市場について調べてみました。ドーナツが日本に普及したころから今までシェアトップを誇るミスタードーナツ。このまま一人勝ちの独走状態を続けていけるのでしょうか。
ダイヤモンドダイニングが買収した商業藝術という会社、代表は貞廣一鑑さんです。「マネーの虎」に出演していたのでご存知の方も多いのでは。今回は、ダイヤモンドダイニングは、なぜ商業藝術という会社を買収したのか、という話です。
今回は、見事V字回復を達成された「ペッパーランチ」や「いきなりステーキ」を店舗展開するペッパーフードサービスの企業力を分析してみました。
各事業がROICを高めるためには、「利益の拡大」と「投下資本の膨張抑制あるいは圧縮」が重要となります。
東京商工リサーチの調査によると、2016年度に国内不動産を売却した東証1部、2部上場企業は77社で、2年ぶりに前年度を上回った。業種別では、卸売が10社で最も多かった。
米国ではトランプ政権による放送通信分野の規制緩和の方針が大型M&Aを促進しています。テレビ放送大手のシンクレアが同業大手のトリビューンを買収するようです。今回の買収でシンクレア傘下のテレビ局は全米70%以上の世帯をカバーすることになるそうです。
東芝の破産が現実味を帯びてきました。有価証券報告書も提出できず今度こそ一発退場(上場廃止)となるのか、その行方が注目されています。
5月15日、東芝は2017年3月期の業績見通しを適時開示で公表した。監査法人との調整が続いているため、決算短信でなく東芝の見解に基づく異例の数値公表となった。フリー・キャッシュフローは500億円のマイナスだった。
前回では税引後営業利益NOPATという耳新しい利益が出てきました。ここで利益の種類について改めてまとめてみます。決算資料に出てくる利益は営業利益、経常利益、当期純利益ですが、その他にM&Aの企業買収価格の算定によく使われるEBITあるいはEBITDAという利益があります。
今年3月、格安海外旅行のてるみくらぶが負債151億円を抱えて破産した。旅行申込者の被害金額は100億円。その原因を同社の決算書から迫った。
2017年7月1日より仮想通貨の譲渡にかかる消費税が非課税とされる改正税法が適用となる。そこで今回は、仮想通貨であるビットコインの流通が増えることによって金融機関にどのような影響が出るのかを考察してみたい。
テイクアンドギヴ・ニーズは、ドレスショップや式場運営を行うマリーゴールドを一部買収すると発表しました。これにより、T&Gの関西ドレス内製化比率は80%となります。それなら「最初からドレスを内製化すりゃよかったじゃん」と思ってしまいますが、そこには簡単に内製化できない業界の複雑な事情が隠されているのでした。
伊豆諸島、小笠原諸島など東京都の島しょ部に本社を置く企業は520社。最近は豊かな観光資源が見直され、訪日外国人数も増えていることから起業のチャンスもあるようだ。
投下資本利益率ROICは、部門に投下された資金に対していくらの利益を上げたのかという資本効率性資本でROEと考え方は同一です。今回はROICの導入とその意味するものについて考えてみたいと思います。
ケイト・スペードに続き、コーチは高級靴ブランドのジミーチュウを買収するのでは?との憶測もあるようです。コーチは2005年に靴ブランドのスチュアート・ワイツマンを買収しています。
米国ではビッグデータ関連の投資ブームで加熱したバリュエーションに調整が入っているようです。スタートアップの資金調達環境はタイトになってきており、結果として類似企業がひしめく市場での競争は激化しています。