傘下に収めた医学生物学研究所の潰瘍性大腸炎の診断を補助する検査キット(医学生物学研究所のニュースリリースより)
半導体用多結晶シリコンをはじめ化成品やセメント、医薬品原薬などを手がける中堅化学メーカーのトクヤマ<4043>は、2025年に同業のJSRから取得した診断薬・材料事業の抗原・抗体・粒子などの技術を活用し、高収益の体外診断試薬事業への本格参入を目指す。
トクヤマが保有する粒子技術、表面解析技術に、不足していた抗原・抗体や試薬の製品化に関する技術・ノウハウが加わったことで、本格参入に向けた体制が整った。
今後も不足する技術の獲得にM&Aを活用し、診断薬や歯科器材などを含むライフサイエンス事業全体の売上高を、2026年3月期の約494億円から2036年3月期には約3倍に引き上げる計画だ...