総合化学メーカーのトクヤマは、JSR(東京都港区)が展開する体外診断用医薬品事業を取得し、成長分野と位置付ける健康事業を強化する。粒子や抗体を用いた免疫試薬を製品化する能力を取り込み、開発期間の短縮や高収益試薬ビジネスの早期構築を目指す。体外診断薬子会社のエイアンドティー(神奈川県藤沢市)との相乗効果も見込む。
取得価額は820億円。取得予定日は2025年10月1日。JSRが体外診断用医薬品事業の一部を新設会社に移管し、トクヤマは新会社の全株式を取得する。
| No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2016年5月12日 |
フィガロ技研(株)
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4,329
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2 |
2023年4月21日 |
(株)エクセルシャノン
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非公表
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3 |
2025年4月22日 |
体外診断用医薬品事業・同材料事業 (JSR-01(株))
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JSR(株)
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82,000
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