M&Aが活発化、一方で「破談」も高止まり

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上場企業のM&Aは株価に影響を及ぼすことも…(写真は東京証券取引所)

買収や経営統合で基本合意しながら、最終的に条件が折り合わなかったり、思わぬ事態が発生したりしてM&Aを中止するケースは少なくない。アフターコロナ到来による経済正常化を背景にM&Aが一層活発化する中、最近の状況はどうなのか。

中止案件、 2019年から高止まり

ルネサスエレクトロニクスは2月23日、フランスの半導体企業シーカンス・コミュニケーションズの買収(公表は昨年8月)に関する基本合意書を解除したと発表した。これに伴い、昨年9月に始めたTOB(株式公開買い付け)を取りやめた...

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