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食べるM&A パン業界の巨人、山崎製パンが見せた製菓業界への“進撃”

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「ペコちゃん」擁する不二家も傘下に

山崎製パンは「ペコちゃん」など不二家ブランドを手中に。Photo by Kabacchi

2007年4月には、消費期限切れ原料使用の不祥事を起こした不二家を救済すべく、不二家と業務資本提携を結び、関連会社化。翌年11月には新たな業務資本提携契約を締結し、不二家を子会社化しました。山崎製パンの狙いは、東ハト買収時と同じく、不二家が擁する「カントリーマアム」や「ミルキー」、「ペコちゃん」といったブランドたち。

さらに、不二家グループで世界最大級のアイスクリームチェーン店「サーティワンアイスクリーム」を日本で展開するB-R サーティワンアイスクリームも関連会社となり、山崎製パンにとってはブランド力確保という意味で正に「棚から牡丹餅」だったはずです。近年、サーティワンの人気フレーバーを再現したチョコやキャンディーが不二家から積極的に発売されているのも、グループ内でのシナジー効果を得るために山崎製パンが打った施策なのでしょう。昨年夏には、デイリーヤマザキなどのヤマザキグループのコンビニエンスストア限定で、サーティワンアイスクリームのカップアイスの販売を開始し、品薄になるほどの反響がありました。

M&A Online編集部

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2016/12/02

日本のクリスマスケーキの元祖である不二家。最近ではコンビニでも買えるようになり、便利になりました。一時は不祥事により消費者の信頼を失ってしまった不二家ですが、それでもコンビニへの販路拡大で復活への道を模索してきました。そして、その販路拡大の背景には、ある企業の存在がありました。