いよいよ12月。街はイルミネーションの光にあふれ、すっかりクリスマスモードに切り替わっています。クリスマスのスイーツといえばケーキですが、日本ではいつごろからクリスマスケーキを食べるようになったのでしょうか。

その歴史は意外と古く、1910(明治43)年に不二家がクリスマスケーキを販売したことに始まります。当時のクリスマスケーキは、プラムケーキに砂糖衣を塗って、銀玉をのせたようなシンプルなものでした。クリスマスケーキの定番ともいえるショートケーキタイプのものが登場したのは1922(大正11)年。本格的に家庭にも普及し始めたのは、戦後に入って原料となる砂糖や小麦粉の統制が廃止となった1950(昭和25)年~1951(昭和26)年ごろからで、生活様式の欧米化と共に急速に広まっていきました。

そんなクリスマスケーキの元祖ともいえる不二家のケーキは、今ではコンビニでも購入できます。美味しいケーキが手軽に買えるのは消費者にとって喜ばしいことですが、これは不二家にとっても大きなチャンスでした。