いよいよ12月。街はイルミネーションの光にあふれ、すっかりクリスマスモードに切り替わっています。クリスマスのスイーツといえばケーキですが、日本ではいつごろからクリスマスケーキを食べるようになったのでしょうか。

その歴史は意外と古く、1910(明治43)年に不二家がクリスマスケーキを販売したことに始まります。当時のクリスマスケーキは、プラムケーキに砂糖衣を塗って、銀玉をのせたようなシンプルなものでした。クリスマスケーキの定番ともいえるショートケーキタイプのものが登場したのは1922(大正11)年。本格的に家庭にも普及し始めたのは、戦後に入って原料となる砂糖や小麦粉の統制が廃止となった1950(昭和25)年~1951(昭和26)年ごろからで、生活様式の欧米化と共に急速に広まっていきました。
そんなクリスマスケーキの元祖ともいえる不二家のケーキは、今ではコンビニでも購入できます。美味しいケーキが手軽に買えるのは消費者にとって喜ばしいことですが、これは不二家にとっても大きなチャンスでした。
若者のビール離れ、「とりあえずビール」文化の崩壊…。「ビール=苦い」という固定概念を取り払おうと、キリンビールはビールの多様性や個性が楽しめるクラフトビール事業に本格的に乗り出します。
甘く爽やかな味で老若男女に人気な乳酸菌飲料「カルピス」。カルピスは飲料としてだけでなく、M&A市場でも人気者でした。味の素からアサヒグループに親会社が交代し、販売や商品の面で統合が進んでいます。
春到来。花見や新生活スタートなどで集まって飲食する機会も多い。しかし、その席に並ぶお酒や食べ物、選んだお店がどのような戦略でM&Aを行い事業をのばしてきたのか。ふと思いを巡らせてみたい。