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食べるM&A ミツカン 納豆業界の風雲児に

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みなさん、ご飯のお供は何が好きですか? 家庭用ガスコンロや給湯器で知られるリンナイが今年の新米シーズンに向けて行ったアンケート調査によると、第3位の海苔と第2位のたらこ・明太子をおさえて、堂々の1位となったのが納豆。好き嫌いはわかれるところですが、日々の食卓に欠かせないという人も多いはずです。今回は、そんな身近な納豆業界に焦点を当てていきます。

納豆業界は地方の小さなメーカーが多い業界で、上位10社に入っていてもそのシェア率は一桁台のところがほとんど。そんな中、業界1位、「おかめ納豆」で有名なタカノフーズだけは群を抜いており、30%前後のシェアを獲得しています。このようにタカノフーズの独走状態が長いこと続いてきた業界なのですが、約20年前にミツカンが納豆業界に本格参入したことで業界の勢力図が少しずつ変化してきました。

ミツカンの納豆事業は、1997年に納豆メーカーの中堅であった朝日食品を買収したことに始まります。既に成熟していた納豆業界に後発として参入していくことはチャレンジングなことではありますが、ミツカンはこうした新たな挑戦を惜しまない会社といえるでしょう。これまでにもこのような挑戦を経て、「味ぽん」や「おむすび山」、「五目ちらし」といった家庭の食卓を変えるような商品をたくさん輩出してきました。実はビール事業やハンバーガーショップといった異業種にトライした過去もあるんです。

翌年の1998年には、食酢醸造で培ってきた菌の育種や発酵技術を活かし、「金のつぶ」シリーズを発売します。この商品が納豆業界に新風を吹き込むこととなったのです。

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