その上で、具体的に投資判断をする際に見ている要素は2つあるという。1つ目はコンセプトが良いことだ。「スタートアップ時はいろいろな失敗や壁にぶち当たるので一筋縄ではいかない」(澤山氏)中で、大きな方向性が時代の流れに合っているかどうか、そして紆余曲折があっても成長し続けられるコンセプトになっているかを見ている。
2つ目は経営層がバランスの取れた「チーム」であること。この「チーム」というのがポイントで、経営者1人の場合は投資対象から外すケースも多いという...
M&Aによって、ネット不動産仲介として断トツの地位を確立した「ノマド(nomad)https://nomad-a.jp/」は、無店舗、直接物件見学可、といった既存の仲介業の常識を覆すサービスを「仲介手数料ゼロ」というインパクトで提供している。ノマドを運営するイタンジの代表の伊藤嘉盛氏へのインタビュー、 最終回は、ベンチャーとしてバイアウトも買収も経験した伊藤代表の頭の使い方と今後の展望について伺う。
いま、エネルギー業界で何が起きているのか?大型再編が示す将来像とは?昭和シェル石油と出光興産の経営統合について、前回に引き続きエネルギー産業史研究の第一人者である橘川武郎教授に緊急インタビューを行った。