JAXA H3ロケット打ち上げ「失敗ではない」強弁のリスクとは

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

納期遅れで商機を失った「スペースジェット」の轍を踏むのか?

ここに来ての打ち上げ中止を「ロケットというものは基本安全に止まる状態でいつも設計しているので、その設計の範囲の中で止まっている」(岡田プロジェクトマネージャー)から「失敗とは言い難い」(同)と主張するのは、人工衛星ビジネスの顧客である企業や研究機関に良い印象は与えないだろう。

JAXAはビジネスとして成り立つためには毎年6機程度の打ち上げが必要と試算しており、民間需要の獲得が不可欠だ...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5