ベンチャーエンタープライズセンター(VEC、東京都千代田区)がまとめた2021年度(2021年4月~22年3月)の国内ベンチャーキャピタル(VC)による投資金額(速報)は3327億円と前年度を48.3%上回る大幅増となり、2000年度の調査開始以来の最高を記録した。前年度はコロナ禍の影響で2割を超える落ち込みとなっていたが、持ち直しが鮮明になった...
InnoJinは順天堂大学発のデジタルヘルスベンチャー。情報通信技術を駆使して医療や健康管理のサポートするため、2020年12月に設立された。医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、遠隔診断や診療補助、治療などに役立てる。
CROSS SYNCは横浜市立大学発の医療ベンチャー。同大医学部出身で同大附属病院集中治療部部長の髙木俊介准教授が設立した。緊急医療現場の情報をAIを利用して分析し、重症患者の治療で情報共有する重症患者管理システム「iBSEN」を開発した。
ChiCaRoは電気通信大学発のICTを利用した子育て支援サービスベンチャー。同大学大学院情報理工学研究科機械知能システム学専攻の長井研究室の研究をもとに、2017年4月に設立した。遠隔協同子育て支援ロボット「チカロ」の開発を手がけている。
グリラス(徳島県鳴⾨市)は徳島大学発のフードテックベンチャー。同大学院社会産業理工学研究部で昆虫の発生・再生と進化のメカニズムを研究する渡邉崇人助教が最高経営責任者(CEO)、三⼾太郎准教授が最高技術責任者(CTO)に就任して立ち上げた。