ソフトバンクロボティクスの「CHEFFY」は、ラーメン取り寄せサイト「宅麺.com」を運営するグルメイノベーション(東京都渋谷区)の協力を得て、「中華蕎麦とみ田」や「飯田商店」など有名ラーメン店11店が参画して開発した。
熱々のラーメンを最速90秒で自動調理できるのが特徴で、全国の宿泊施設、商業施設、飲食店、オフィスなど向けに売り込む。
ぐるなび(東京都千代田区)が運営する「GURUNAVI FOODHALL WYE(ぐるなびフードホールワイ)天空橋」で運用が始まったほか、2023年9月13、14日に東京ビックサイト(東京都江東区)で開催される「ラーメン産業展」でも試食することができる。
ソフトバンクロボティクスは、2014年に人型ロボット「Pepper」を開発し、清掃ロボット「Whiz」、配膳・運搬ロボット「Servi」、床洗浄ロボット「Sucrubber 50」などを投入している。
ラーメンはコロナ禍を乗り越え、多くの店舗で売り上げが増加。海外でもこの傾向は顕著で、業績回復の牽引役となっている。こうした状況を背景に新たな需要取り込みの手段としてさまざまな試みが登場する余地は大きく、今後ますます話題性の高い商品が生まれてきそうだ。
文:M&A Online
働き方の改革がじわりと広がってきた。イトーキは「育児休業復職支援金」制度を、マコトフードサービスは完全週休2日制を導入。政府が推奨する「働き方改革」で、日本の職場はどこまで変わるだろうか。