東京商工リサーチの企業データベースによると、日本トイザらスの1次仕入先は国内に257社、2次仕入先は1,029社ある。
日本トイザらスと年間数億円の取引がある仕入先は、「日本法人から今回の申請について説明は受けていない。すこし前から報道が出ていたので自社で資料を集めていた。(日本トイザらスからの回収は)月末〆の翌々月末に現金で今のところ遅延はない」という。
別の仕入先は「玩具メーカーなどの大口取引先が取引条件を変えた場合、日本トイザらスにも影響が出る可能性はあるだろう。日本トイザらスは、米トイザらスの現状を踏まえ、しっかり説明してほしい」ともどかしさを隠さない。
今回のチャプター11申請は、ネット通販の台頭や同業との競合による業績不振も一因だ。日本マーケットも決して他人事ではない。
(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2017年9月21日号掲載予定「Weekly Topics」を転載)
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