サウジアラムコ、ビッグデータ活用しM&Aと利益拡大狙う=幹部
サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの幹部はビッグデータ・人工知能(AI)部門を強化していると明らかにした。取引や買収などに関する意思決定を支援し、利益を最大化するのが狙いという。
Elisa Anzolin
[ミラノ/ロンドン 14日 ロイター] - イタリアの飲料大手カンパリは14日、ビームサントリーからフランスの歴史的なコニャック事業「クルボアジェ」を12億ドルで買収することで合意した。カンパリにとって過去最大の買収で、来年中に手続きを完了する見通し。
同社は食前酒、バーボン、テキーラと並んでコニャックがグループにとって4大事業の一つになると説明した。買収により、クルボアジェの売り上げの55%を占める米国でカンパリの存在感が高まるほか、やはり大きなコニャック市場である中国などアジア太平洋地域でも変革の可能性が生まれる。
カンパリによると、クルボアジェの10月31日までの10カ月間の売上高は、前年同期比で33%減少していた。米国でコロナ禍後の販売ピークが過ぎたことや、卸売業者による在庫処分が原因という。
ビームサントリーのグレッグ・ヒューズ社長兼最高経営責任者(CEO)は、独自の世界成長戦略を加速させつつ、中核事業に集中していく方針を示した。
サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの幹部はビッグデータ・人工知能(AI)部門を強化していると明らかにした。取引や買収などに関する意思決定を支援し、利益を最大化するのが狙いという。
米金融大手JPモルガンは16日、経営難に陥っているクレディ・スイスについて、他の金融機関、特にスイス国内の競合相手であるUBSに買収されることが最も可能性の高いシナリオだと指摘した。
米デラウェア州裁判所は19日、ツイッターが電気自動車大手・テスラのイーロン・マスクCEOを相手取り起こした訴訟について、10月に審理を開始すると明らかにした。