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米サブウェイ、ロアーク・キャピタルが買収へ 最大95.5億ドル

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REUTERS

[ニューヨーク 24日 ロイター] - プライベートエクイティ(PE)のロアーク・キャピタルは24日、米サンドイッチチェーンのサブウェイを買収することで合意した。事情に詳しい複数の関係筋によると、同社の債務を含めた価値を最大95億5000万ドルと評価する内容となった。

同筋によると、全額の支払いを受けるにはサブウェイのキャッシュフローが買収完了後に一定水準に達する必要がある。このアーンアウトと呼ばれる条項を除くと買収額は89億5000万ドルになる。

この条項はサブウェイを所有するデルーカ家・バック家とロアークとの間の評価見通しギャップを埋めるのに役立ったという。

両家はサブウェイの強力なブランド力と国際的な成長力から100億ドル以上での身売りを望んでいたが、ロアーク側は米国での事業は飽和状態にあると判断し、それほどの価値はないと反論した。

関係筋の1人によると、ライバルのサンドイッチチェーン「ジミー・ジョーンズ」などを所有するロアークは、反トラスト法(独占禁止法)規制当局がこの買収を阻止した場合、サブウェイのオーナー側に取引額の4%に相当するブレークアップ・フィーを支払うことになる。

買収完了までには12カ月の猶予があるという。

ジミー・ジョーンズは米43州で2600店以上を展開。サブウェイは100カ国以上で3万7000店舗以上を展開している。

24日に買収を発表したロアークとサブウェイは条件についてはコメントを避けた。

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