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相次ぐ不祥事の根幹にある「平穏な生活追求仮説」とは

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CNNとブルームバーグの論調は

米CNNは、今回の論文を紹介したうえで、「これらの問題を早急に解決しない限り、日本企業は、品質においても信頼性においても進歩のめざましいアジア諸国に敗北するだろう」と、警鐘を鳴らしている。

また米ブルームバーグは、本研究をふまえ、官民あげてのコーポレートガバナンスの見直しを提言している。 その内容は次のとおりだ。

「ある産業が非競争的である場合、経営陣は利潤追求でなく自分の企業を囲い込んで死守することに血まなこになりがちである...

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