【2023年】夏休みに観たい！7月公開のおすすめ映画5選

【2023年】7月公開映画のオススメ作品5選

暑さが厳しくなるサマーシーズンは、邦画洋画の各社ともに今年度の代表作を引っ提げ、毎週のように作品が公開される予定です。

今年はGW興行が大成功したので、この勢いをサマーシーズン興行にも期待したいところです。また、そういった大作のすき間を縫って個性的な作品も多数公開されるので、非常にバラエティに富んだラインナップになっています。

今月もM＆A Online読者に向けて、特におすすめの5作品を公開日順に紹介します。

7月7日金曜日公開予定『1秒先の彼』

2020年に台湾で大ヒットし、日本でも話題を呼んだ『1秒先の彼女』を、『苦役列車』『ぼくのおじさん』の山下敦弘監督によって京都を舞台にしてリメイク。脚本を担当したのは宮藤官九郎です。リメイクにあたって男女を逆転させました。

主演コンビに岡田将生と清原果耶という人気と実力を兼ね備えた二人が、“消えた一日”の謎を描いています。主題歌をYOASOBIのボーカル”ikura”名義で活動している幾田りらが担当し話題になっています。

岡田将生・清原果耶W主演『1秒先の彼』 (bitters.co.jp)

7月14日金曜日公開予定『ヴァチカンのエクソシスト』

『グラディエーター』『インサイダー』などで知られるアカデミー賞俳優ラッセル・クロウが初めてホラー映画に主演しました。

カトリックの総本山に所属していた実在の悪魔祓い師＝エクソシストのアモルト神父の回顧録をもとにした物語で、中世の宗教裁判や修道院の地下に眠る邪悪な存在など謎解きの要素も多分に含んでいます。

どこまでが実話なのか、ぜひ劇場でご確認ください。

映画『ヴァチカンのエクソシスト』 オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ (vatican-exorcist.jp)

7月14日金曜日公開予定『君たちはどう生きるか』

宮崎駿監督の『風立ちぬ』以来となる10年ぶりの長編映画最新作。『風立ちぬ』をもって一度は引退を宣言した宮崎監督がそれを撤回して新作に挑みました。

タイトルは吉野源三郎の著書から来ていますが、内容は”オリジナル”とのことで、原作、脚本にも宮崎監督の名前がクレジットされています。

目下、ポスターアートのみが解禁されているだけで、それ以外は全く情報開示されていない超トップシークレットの状態で公開までの日々が続いています。当然、筆者も試写を観ておりませんが、内容、ヒットの度合い双方でこの夏注目の一本としておすすめ作品としてご紹介します。

君たちはどう生きるか - スタジオジブリ 最新情報｜STUDIO GHIBLI

7月21日金曜日公開予定『ミッション：インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

昨年『トップガン マーヴェリック』で特大のヒットを記録して、劇場に観客を取り戻したトム・クルーズの人気ヒットシリーズ最新作。本作と次回作の2部作でシリーズ完結とも言われています。

このシリーズを含めて近年トム・クルーズ作品に関わっているクリストファー・マッカリーがメガホンを取っています。トム・クルーズの相変わらず身体を張ったアクションが見られそうです。25回目となるトム・クルーズの来日キャンペーンも発表されました。

映画『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』公式サイト (missionimpossible.jp)

7月28日金曜日公開予定『キングダム　運命の炎』

過去2作品が興行収入50億円を突破している大ヒットシリーズの第3弾。山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、大沢たかおと言ったレギュラーメンバーに加えて山本耕史、片岡愛之助、杏、山田裕貴などが新たに参加します。

新たなに戦に対して秦国の若き王・えい政（吉沢亮）は伝説の大将軍・王騎（大沢たかお）を総大将に据えます。これまで同様に、コミックの原作者・原泰久が脚本（「TOKYOMER」「ラストマン」の黒岩勉と共著）に参加しています。

映画『キングダム 運命の炎』公式サイト (kingdom-the-movie.jp)

このほかにも、注目の若手キャストが揃った人気の青春小説を映画化した『交換ウソ日記』、吉岡里帆最新作『アイスクリームフィーバー』、今もっとも注目を集める米映画スタジオ「A24（エー・トゥエンティーフォー）」の最新作ホラー『Pearlパール』などの公開が控えています。

また夏休みということで、『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』・『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』の特撮2本立て上映や『五等分の花嫁∽』（期間限定上映）などのアニメ作品も。7月のラインナップは実にバラエティ豊かで、大人から子どもまで楽しめること間違いなしです。

文：村松健太郎（映画文筆屋）