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​【キャリア】合併を理由とした転職活動

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ケース別の対処法

企業の人事部では、合併によって、このように本人が原因ではないのに退職に追い込まれる状況が発生することは、十分承知している。

あなたが上記の1つ目と2つ目のケースに該当するならば、それを採用面接の場で正直に伝えるだけだ。面接者の関心は、退職理由よりも「あなたが今どんなスキルや経験をもっているか」にあるので、しっかりと自己アピールした上で、「今後さらに広げていきたい活動領域は・・・」と将来の可能性に目をむけた話しをするように心がけるとよいだろう。

注意が必要なのは3つ目の理由による退職である。1つ目と2つ目のケースが職場ごとに一斉に行われる人員整理に対して、3つ目は個人をターゲットにして行われるので、買収側に「能力面やコミュニケーションに問題がある人なのでは」と面接者に誤解を与えぬよう、実績を詳しく説明する必要がある。

合併経験者が宝石に見えることも

最期に、合併による退職は、何もマイナスな側面ばかりではないことを述べておく。採用企業側から見て、合併経験者が宝石に見えることがある。それは次のようなケースである。

1.合併後の統合作業に深くかかわった、責任者として統合作業をリードした
2.相手企業の社員(日本人以外)とチームを組んで統合作業を行った
3.管理職として、人員整理など「人」に関わる苦労を経験した

合併が増える中で、合併経験を活かして有利に転職していただきたい。

文:人事コンサルタント ミッキー

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人事コンサルタント ミッキー

コンサルティング会社勤務、某大手企業の人事部長を経て、 現在フリーランスの組織人事コンサルタントとして活動している。メタボからの脱却を目指して、Rザップで筋トレ中。


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