かつて士業業界は、「M&Aとは最も遠い世界」と言われていた。税理士、弁護士、公認会計士などの事務所は、「先生個人の信用」で成り立つ典型的な属人ビジネスだったからだ。顧客は事務所よりも担当する有資格者との関係性を重視する。そのため事務所を買収しても、顧客がそのまま残る保証はなく、大規模な再編は起きにくいと考えられてきた。しかし、その前提が崩れ始めている。
これまで士業の世界では、「資格さえあれば独立できる」という考え方が強かった...
「公益社」を中核とする葬儀最大手の燦ホールディングス(HD)が業界再編のアクセルを踏み込んでいる。昨年は「家族葬のファミーユ」のきずなホールディングスを、今年は冠婚葬祭業のこころネットの買収に動いた。
広告業界で広告運営の内製化やデジタル化の動きが進んでいる。今後のM&Aは内製化やデジタル化に関連した案件が増えるのだろうか。2025年の主だったM&Aを見てみると―。
外食・フードサービスを対象とするM&Aが活発だ。今年は9月末までで27件(適時開示ベース)と月平均3件で推移し、年間最多だった前年(32件)を上回る勢いだ。