経済産業省が7月21日に公表した「成長投資ガイダンス」では、企業価値創造を検証する重要な指標の1つとして、「EP(Economic Profit)」に着目することが示された。このEPとはどのような指標なのか。果たして「EP経営」は日本企業に浸透するのか。M&Aにはどのような影響を与えるのか。成長投資ガイダンスの狙いと背景を読み解きながら、今後の展望を考察したい。
愛媛県地盤の伊予銀行を中核とするいよぎんホールディングス(HD)と、同じ県内の愛媛銀行が経営統合に踏み出す。今年に入り、すでに東海地区で2つの経営統合が動き出しており、地銀再編の“当たり年”の様相を呈している。
米ベンチャーキャピタルのペガサス・テック・ベンチャーズは大企業ごとに専用ファンドを設立し、世界のスタートアップへの投資や事業提携を支援する「べンチャーキャピタル・アズ・ア・サービスという独自のビジネスモデルを展開している。その狙いと実績は?
経済産業省が公表した「成長投資ガイダンス」は過去10年余りにわたる日本のコーポレートガバナンス改革を総括した上で、「企業は何を目指して経営すべきか」という評価軸そのものを見直そうとするメッセージが込められている。国の示す「新しい羅針盤」は?
大手タクシー会社の大和自動車交通が、事業基盤の強化に向け、同業会社の買収や資本・業務提携を進めている。2024年12月に十全交通を子会社化したのに続き、2025年10月には国際自動車と資本・業務提携した。
鹿児島県には3つの信用金庫がある。預金量・貸付高・店舗数・職員数などの業容の大きさから並べると、まず2025年3月末時点の預金量が5789億円の鹿児島相互信用金庫。続いて同年10月末時点の預金量が3253億円の鹿児島信用金庫。そして同年3月末時点の預金量が887億円の奄美大島信用金庫だ。
火災報知設備などを手がける能美防災が、M&Aを加速している。同社は2026年7月6日、システム構築やソフトウエア技術開発のコンサルなどを手がけるアスケイドを子会社化した。2022年4月以降の子会社化は今回で8社目となった。
金融庁と東京証券取引所が「コーポレートガバナンス・コード」を約5年ぶりに改訂した。形式的な遵守よりも、現実の企業価値向上に資する実質的なガバナンスの実施を求める姿勢を明確に打ち出している。今回の改訂は企業のM&Aにどのような影響を及ぼすのだろうか。
印刷大手大日本印刷は、創薬支援から医薬品の製造までを担うメディカル・ヘルスケア事業を新たな注力事業と位置付け、M&Aで強化する。同社は2026年10月に、原薬製造などを手がける協和ファーマケミカルを子会社化する。
丸善CHIホールディングスは、M&A戦略を見直した。M&Aによって幅広い成長領域への参入を目指す従来の方針を改め、既存事業との相乗効果が見込める企業の買収を重視することにした。
わが国上場企業による中国現地子会社・事業の売却が過去最多ペースで推移している。その数は今年に入って16件(適時開示ベース。7月21日時点)。一方、日本側が買い手の対中M&Aはわずか1件。中国ビジネスの整理・縮小や投資意欲の減退が浮き彫りになっている。
ストライク<6196>は2026年6月23日、共創型ショールーム「THE MUSEUM」(東京・港区)でスタートアップと事業会社の連携促進イベント「第58回 S venture Lab.」を開催した。
オリンパスが内視鏡中心の医療分野に経営資源を集中させている。2021年にカメラを含む映像事業を、2023年には祖業の顕微鏡を含む科学事業を相次いで売却。これによって医療機器専業企業への転身が一気に進んだ。
世界一のスタートアップ企業を選ぶ「スタートアップワールドカップ2026」の東京予選が開かれた。選考を通過した国内スタートアップ10社がピッチを実施。カウシェが優勝を勝ち取り、米サンフランシスコで開催する世界決勝大会に日本代表として出場する。
カーオーディオや無線機などを手がけるJVCケンウッドは、無線システム事業でハイブリッド領域に本格参入する。米国のIP無線企業を完全子会社化したのを機に、業務用無線と、IP無線を組み合わせてハイブリッド化し、無線システム事業の成長につなげる。
LPガスや石油などを中心とする燃料商社のシナネンホールディングスは、火葬炉の修繕・保守分野を強化する。2026年7月1日、火葬炉の修繕・改修工事や火葬業務の受託運営を手がける高砂炉材工業を子会社化し、事業領域を拡大した。
世界初の技術を生み出しながら市場では海外企業に敗れる―。日本はスマートフォン、有機ELテレビ、EVなどでこうした失敗を繰り返してきた。その背景には何があるのか。日本記者クラブの記者会見で山口明夫経済同友会代表幹事(日本IBM社長)に聞いた。
今年で33回目を迎えるスタートアップカンファレンス「IVS2026」が、2026年7月1日〜3日に開催。起業家、投資家、事業会社、行政、学生まで、イノベーション創出を支える多様なプレイヤーが京都に集結。3日間の様子をレポートする。
米投資ファンドのベインキャピタルが、キオクシアホールディングスの全保有株式を売却した。前身の東芝メモリを買収してから約8年、ベインが今回の投資で約2兆3000億円を超える利益を得る見込みだ。もし東芝の完全子会社のままだったらどうだったのか。
広告会社大手の博報堂DYホールディングス傘下の博報堂は、インドを拠点とする子会社のAdGlobal360を通じて、インドの総合デジタルマーケティング会社であるAuburn Digital Solutionsの株式の過半数を取得した。
円安とサプライチェーン再編で製造業の「国内回帰」が進むなか、買い手の評価軸は「安さ」から「安定供給・技術・再現性」へと変わりつつあります。なぜ今"評価される側"に回った製造会社が増えているのか、買い手が高く評価する「優良企業の3条件」をM&A事例とともに解説。自社の強みを言語化したい製造業オーナー必読のホワイトペーパーを無料公開。
トレジャー・ファクトリーはリユース業界の“成長株”として注目される存在だ。幅広いジャンルの商品を扱う総合リユースを軸に、衣料、スポーツ・アウトドアなど10を超える専門業態を展開。この10年で売上高は4倍に拡大し、500億円突破を目前とする。
帝人が、事業モデルを転換する。炭素繊維や樹脂などの素材事業で、自社素材を起点とする従来型の事業モデルを見直し、顧客課題を起点に素材、技術、サービス、外部パートナーなどを組み合わせ、顧客とともに価値を創る事業運営に移行する。
創業60余年、関西エリアを中心に学習塾を経営する成基コミュニティグループ。独自のプログラムとして人間のあり方を磨く「志共育」を体系化させた佐々木喜一会長に、その思想と実践を聞いた。
本セミナーでは、Boost Capital代表の小澤隆生氏と最注目スタートアップnewmo代表の青柳直樹氏が登壇。劇的な変革が進むタクシービジネスをケーススタディに、テクノロジーでレガシービジネスの成長を加速させる「新ロールアップ戦略」の全貌を明かします。