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【西日本鉄道】北部九州を制する鉄軌道5社の資本統合(後編)

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昭和51年当時の西鉄福岡市内線( c6210 / PIXTA)

九州電気軌道を存続会社とし、他の4社を吸収合併

 鉄軌道5社の1941年度の鉄軌道の建設距離は、鉄道は九州鉄道77.48km、九州鉄道大川線16.04km、博多湾鉄道汽船50.95km、筑前参宮鉄道13.66km、総計158.13kmであった。軌道は、九州電気軌道39.75km、小倉電気軌道4.34km、福博電車26.61km、九州鉄道三井線32.85km、同大牟田市内線4.69km、総計108.24kmであった。鉄道と軌道をあわせると、266.37kmとなった...

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