阪神・阪急経営統合 真のねらいはJR包囲網を築くことにあった

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大手私鉄としては、戦後初めての経営統合

 阪神電気鉄道は2006年4月、阪急ホールディングス(阪急HD)に対して、両社の関係強化を申し入れた。検討の結果、阪急HDと阪神電鉄は、共同の持株会社のもとで対等の精神をもって経営統合することになった。

 阪急HDによる阪神電鉄株式の公開買付け(TOB)の成立を条件に、阪急HDを株式交換完全親会社、阪神電鉄を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことになり、6月29日の株主総会での承認を経て、10月1日に阪急阪神ホールディングス〈9042〉として経営統合が実現した...

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