連結子会社ができたら財務諸表はこう変わる しっかり学ぶM&A基礎講座(55)

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退職給付引当金」という名前にも変化が

会計処理の中には連結財務諸表にだけ適用されるものもあります。たとえば、退職給付会計における一部の処理がそれにあたります。企業が負担する将来の年金や一時金などの退職給付が「退職給付引当金」として計上されていることをご存知かもしれません。

実は、連結財務諸表においては「退職給付引当金」という勘定科目ではなく、「退職給付に係る負債」という勘定科目で計上されています。これは単に名称が異なるだけではなく、適用されている処理が異なるため、その内容の違いを表しているものなのです...

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