【大量保有】レノがレオパレス21を5度買い増し 2019年5月
2019年5月の大量保有報告書の提出件数は840件で、前月に続きは保有割合の減らした件数が増加と新規の合計を13件上回わり、2カ月連続で売りが買いを上回った。
乾汽船は5月14日に買収防衛策を発表しました。保有割合が30%以上となる買い付けなどに対して発動するもので、新株予約権を無償で割り当てるものです。
これは完全にアルファレオを狙い撃ちしたもの。現状、保有割合が30%を超えるとみられる株主は、同社以外に存在しないからです。
アルファレオはこの動きに対して、「取締役の自己保身と言わざるを得ない」と、厳しく批判しています。6月7日に代表取締役の解任提案を含む、質問書を提出しています。
身内以外の既存株主の多くは、アルファレオの姿勢に賛同する可能性が高いです。乾汽船はこれまで、株主を軽視するような姿勢をみせていたからです。
情報開示の不手際も不興を買う原因の一つ。
同社は2019年3月期は増益増配を予想していましたが、経常利益を10億7000万円から1億4000万円へと86.7%下方修正しました。
これは会計処理の方法を変更したものです。その決定をしたのが5月23日。下方修正の発表は11月8日です。6カ月もの間開示せず、放置していたのです。
アルファレオの提案に対して、既存の株主がどのような反応をするのか。乾汽船の株主総会に注目が集まっています。
麦とホップ@ビールを飲む理由
2019年5月の大量保有報告書の提出件数は840件で、前月に続きは保有割合の減らした件数が増加と新規の合計を13件上回わり、2カ月連続で売りが買いを上回った。
2019年1月に提出された大量保有報告書(移転などの変更を除く)の件数は782件で、前年同月を86件上回り、前年同月の売り姿勢から、買い姿勢に転じたことが分かった。