世界最大級の投資運用会社である米国のブラックロックが、日本の株式市場での売買社数を減らす傾向にある。同社が提出した大量保有報告書で分かった。

売買社数が前年同期より40%減少

ブラックロックによる直近1年間(2018年=2017年9月13日~2018年9月12日)の大量保有報告書の提出社数は107社(2018年9月13日時点で上場を維持している企業)で、前年同期(2017年=2016年9月13日~2017年9月12日)の176社(同)を40%ほど下回った。

2017年と2018年の大量保有報告書の提出社数

2017年2018年
保有割合増加69社38社
新規保有68社39社
保有割合減少 39社30社
合計 176社107社

2018年の投資状況を見ると保有割合を増やしたのが38社、新規に保有したのが39社だったのに対し、保有割合を減らしたのが30社で、買いの姿勢にある。

2017年は保有割合を増やしたのが69社、新規に保有したのが68社で、保有割合を減らしたのが39社だったため、買いの姿勢に変化はない。

2018年に新規保有した企業の業種は機械(8社)、電気機器(8社)、サービス(6社)、化学(4社)、小売業(4社)といったところが、上位を占めた。

2017年は電気機器(11社)、化学(6社)、建設(5社)、硝子・土石製品(4社)、銀行(4社)といった順で、電気機器と化学への投資を拡大していることが分かる。

では日本でこうした投資を行っているブラックロックとはどのような会社なのか。

2017年、2018年に新規保有した企業の業種

2017年2018年
1 電気機器(11社) 機械(8社)
2 化学(6社) 電気機器(8社)
3 建設(5社) サービス(6社)
4 硝子・土石製品(4社) 化学(4社)
5 銀行(4社) 小売業(4社)